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Road to 10万キロ

Vストローム1050xt インプレ

Vストローム650xtとの比較を軸にインプレ(車体編)

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 素人インプレです。

 大きさは650xtと同等です。車幅は1050xtが940㎜、650xtが910㎜と30mm違いますが体感できなかったです。全長はスペック上通り同等です。車重が1050xtが247kg、650xtが215㎏と32kg重くなります。しかし、実際に車体を押し引きした時に、新車でフリクションが少ない個体と7年落ちの各部潤滑が切れてフリクションが増えた個体では、むしろ1050xtのほうが軽く感じました。新車って滑らかー、かるー、と感動しました。まだ1050xtを地面に寝かせていないので、地面から起こすときには重量差を感じるかもしれません。650xtとの重量差を気にされている方がいましたら、そこまで神経質にならなくても良いかと思います。

 また、1050xtの方がエンジンの重量が増えているためか、重心を低く感じます。この恩恵を一番に受けているのが、極々微速での安定性が650xtより良好に思っている点です。650xtでは極々微速からの停止時、足を着く前に車体が左右どちらかに倒れようとする車速が若干高いです。また倒れるモーメントが重心が高い650xtの方が大きいです(個人的な見解)。1050xtは停止ギリギリまで足をステップから降ろす必要がなくスマートです。

 650xtの不満として、停止寸前での安定感に欠けることでした。Fr19インチに起因しているものと思っていて、同じ車速でもFr19インチは17インチに対してタイヤの回転速度が下がりますから不安定になるのが早い、と推測していました。次は必ず17インチ、との誓いをすっかり忘れていて、またまたFr19インチの1050xtを買ってしまいましたが、気にならなくなりました。

  足つきは650xtの圧勝です。1050xtは厳しめです。私の身長は182cm。650xtは足つきにかなり余裕があったので、ニトリのジェル座布団をシートに張り付けてアンコ増ししていました。

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これにより30mmぐらいシート高が高くなりました。たぶん、650xtは870mmぐらいなっていたかと。それにより両足の母指球が着くぐらいに悪化しました。

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 1050xtはカタログ上850mmですが、アンコ増しした650xtと同等です。ちなみに2段階にシート高を調整できますが高い方に合わせると、私ではつま先つんつんです。膝の曲がりは凄く楽なんですが・・・

 1050xtのシート高を2段階に調整する機構がなかなか良いので別途記事にしようかと思います。