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2022GW-能登半島一周ツーリング・最終日

2022年GW-能登半島一周ツーリング・最終日

能登半島一周ツーリングも遂に最終日です。天気予報通り朝から雨でテンション激下がりです。

 

天気が良ければ、高山~伊那経由でローメンでも食べつつ帰る予定でしたが、雨だから真っ直ぐ帰ろうとなり、グダグダ準備して8時半ぐらいにホテルを出発します。一番近い高速乗り口から富山インターを目指します。初日の雨に比べると幾分弱い振りだったので、そこまで雨水の侵入を感じません。

雨を凌げる休憩場所を探しながら国道41号を南下していると、楽今日館という温泉旅館の庇を利用することに。雨に当たらなくて済むだけで全然違います。とても助かりました、機会が合れば家族で泊まりに来たいと思います。

いつも通り交通量の多い国道41号を車の流れに合わせてダラダラ走ります。ようやく道の駅奥飛騨温泉郷上宝に到着です。アルプスに近づくに連れて雨足が強くなり、ついには土砂降りです。過去数回こちらにお邪魔してますが大抵が雨ですね。

雨具を脱ぐのが面倒なのでトイレとホットコーヒーだけで寒い寒い言いながら、真さんGSXを先頭に出発します。

しかし最後尾を走る圭さんXJRがなかなか速度が乗らず、真さんにぐんぐん離されていきます。途中圭さんがクラクションを発して真さんを除く3台は側道に停車しました。

 

圭さん『マフラーがない』

 

えっ???

確かにXJRのスリップオンマフラーが付いていません。

 

圭さん『さっきの道の駅でパクられた』

 

と言って地元の交番に通報する圭さん。警官から待機指示が出ます。

 

ひとまず哲さんには、真さんを捕まえに行ってもらい、私は落下したんだろうと思いながら、ゆっくり反対車線の道路を見ながら道の駅に戻ることにしますが、見つからず。

 

道の駅駐車場内ではパトカーに乗りながら巡回する警官がいます。私が警官と話しをして、マフラーがなくても自走出来るのなら道の駅の隣の交番まで来るように指示を受けます。

また、休憩時間の15分でバイク部品を盗むのはリスクが高いから窃盗は無いと思うよ、と警官に言われます。

圭さんに道の駅に戻ってくるよう連絡して私は再度道の駅内の茂みや、建物の裏を物色します。

真さんは中房トンネルの料金所手前まで一人で走り、みんな遅いなー、と待っていたそうです。

 

皆さん交番に着いたようですが、真さんだけ交番を見落としてそのまま直進して行きました。やれやれ。

 

私は再度道の駅を出てマフラー探しの旅に出ます。すると、道の駅からたかだか10mほど進んだ道路の歩道端にスリップオンマフラーが転がっていました。

 

恐らく道の駅を出て、アクセルオン、排圧上昇、マフラーがスポンと飛んで行ったのかなー。マフラーバンドのボルト・ナットは振動で緩み、すでに無くなっていたのでしょう。

↑ 昨日の状態

奥飛騨温泉郷での写真。マフラーバンドのボルトが無くなっています。

 

交番の駐車場でスリップオンマフラーを取り付けました。

 

私のVストには、燃料インジェクタのコネクタにアクセスするのに必要な工具を積んでいます。自分が触ったところに不具合が出たら、その場で対処できる備えでツーリングに出るようにしています。

 

ちょっと愚痴っぽくなりますが

振動でボルトナットが緩んだり、ステーが疲労破断したり、なかなか予見できないトラブルがロングツーリングで発生するのは仕方ないと思います・・・

しかし

クマ牧場まで15分7.4kmも走ってバイクを停めましたが、道の駅を出た直後に異変を察知したなら、何ですぐにバイクを停めなかったのか理解できないです。今回はたまたまマフラーが落ちた程度で済みましたが、もし重篤なトラブルで本人が事故や怪我でもしたら取り返しがつかないです。

お互い、いい歳なので説教じみたことは言いませんでしたが・・・

意識が低い

 

まさかの警官に見送られながら、気を取り直して出発することに。土砂降りの中黙々と中央道を走らせ帰宅しました。

 

翌日、バイクを見ると

えらいこっちゃ

簡単に外せるカウルやスクリーンは外して綺麗にします。心配していた自作クイックシフター用のOMRONタイマーは無事でした。雨天時は万が一を考えて、間違っても電源を入れないようにしていました。

 

各部の砂を落とすのに半日要しました。パッドの水気が飛ぶ程度に走り廻り、能登半島ツーリングを締めくくりました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。