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Road to 10万キロ

避暑地巡り【渋峠】後半

別格な感じの渋峠

南草津の『味屋ろくもんせん』で昼食を頂いたあと、国道292を北上し渋峠に入ります。一般車両は、草津の温泉街が終着地点らしく峠まで足を運ぶ車両は少なく空いていました。その代わりバイカーとロードバイクが多いです。

快晴のなか、白根山に向かって高度を上げていきます。

写真では分かりませんが寒いです。Tシャツ、長袖ヒートテック、地厚のネルシャツ、フルメッシュジャケット。着込んでますがダメです。

停車禁止区間が多いのが特徴でしょうか。

後ろを振り返ると、とんでもない景色が拡がっています。停車して景色を眺めたい欲望に駆られます。

頂上手前のパーキングにバイクを停めた際、ドラえもんの着ぐるみ???でヘルメットもドラえもんのバイカーが居ました。いろんな楽しみ方があるのですね・・・

ちょっと恐怖でした・・・

ヒルクライマーを鼓舞する哲さん。

白根山を越えるとガスって来ました。んー惜しい。

中央分水嶺を通過します。分水嶺とは雨水の境目です。

前を走る哲さんの所に降る雨水は日本海に流れます。

写真を撮っている私の所に降る雨水は太平洋に流れます。

ここが晴れていれば良かったのですが・・・

また来る口実が出来ました。

寒すぎてたまらず渋峠ホテルで一息入れます。

哲さんと二人でサミーサミーと合唱します。

自販機にホットが・・・ない。

過剰過ぎる注意書き・・・ワンちゃんがかわいそうに。

ここから私は高級雨合羽の上着を着ることに。風を通さなければ寒さは気にならなくなります。

 

帰りのルートは、渋峠から長野の湯田中側に降り、快走峠の国道406号で菅平高原に出ます。菅平を降って小諸に出た後は、国道141号を地道に南下し、清里を経由して中央道に至ります。

渋峠を降ると、すぐ志賀高原に入ります。

志賀高原から野沢温泉に抜ける奥志賀林道は、いずれトライしたいルートです。完全舗装なのでタイミングと本人のやる気の問題か・・・

時刻は14時半、ここまで降って来て気温18℃なので、渋峠はもう2℃ぐらい低かったのかな。

高度を下げるにつれ、曇りエリアから真夏の世界に戻ります。

道の駅北信州やまのうちで休憩します。道の駅の隣に果物農園を発見。

昨年秋に収穫したリンゴを蔵で保存し、真夏に捌くとは恐れ入ります。基本、旬の物に飛び付く習性がある私ですが、この時期にリンゴを食せるのは面白い。

リンゴ8個、もろこし3本ゲット。保冷バッグに入れてからリアボックスに収めると、そこまで痛まないです。何の話だ?

15時を過ぎてくると陽射しがジリジリしてきますが、風が涼しいので意外と快適です。

小布施町で燃料を補充します。相模原からノン給油でここまで来れるのは、20Lのビッグタンクによる賜物です。

燃料タンクを降ろす時に、でかくて邪魔くさいタンクだなー、と舌打ちしてゴメンなさい。

給油って面倒臭いですし、地方の知らない土地でGS探すのって、労力かかります。

国道406号快走峠に入ります。やはりここは交通量が少ない割に大き目なRのコーナがいくつかあるので走っていて気持ちが良い。

菅平高原ではレタストラクターに行く手を阻まれます。

夕方には東御市に再inします。夏祭り?伝統行事?の準備らしき光景が見られます。

もう夕方17時ですが道の駅みまき併設のcafeでおやつにします。

普通の椅子に座れるって最高。流石に二人とも疲れてきました。

佐久市浅間山を眺めます。あの山の向こう側をウロチョロしていたと思うと感慨深いものがあります。

佐久から中部縦貫道を利用しますが無料なんですね。早く中央道まで延びてくれないかな。

野辺山、清里はもう陽が落ち夜道の国道141号となります。

疲労により冴えない運転をしていた哲さんが眠眠打破を注入した後、すごい車間でガンガン煽ってきます。本人曰く、眠眠打破により集中力が異様に増し覚醒したようです。

私の方は、滑るメッシュシートにより、前にずれていくのが不快で疲労に拍車をかけた感じがします。シートのフリクションって大事なんですね。

淡々と前車に付いていき、中央道須玉ICの手前にある『ラーメン屋 蘇州』さんで夕食を食します。

疲れてくると、味噌ラーメンが沁みるなー。

20時ごろ中央道に乗り哲さんと途中で別れます。中央道恒例の談合坂渋滞、小仏トンネル渋滞もすでに解消したようでほとんどクルーズ任せで快適に帰宅することが出来ました。

自宅に22時到着、気が付けば走行距離600キロのそこそこロングとなりました。静岡の哲さんは700キロぐらいだったようです。

暑さで体力を削られることなく、良い塩梅の寒さ具合で快適ロングでした。

いやー、面白かった。存分にバイクに乗れたので、会社でしばらくは仏様のようになれる気がします。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。