MT-10SPと遊ぶ!

Road to 10万キロ

DUCATI-900S2

蓼科スカイラインリベンジwithレストアマニア

17日土曜日、台風到来前に蓼科スカイラインのリベンジをします。

静岡の哲さんと群馬の雄次郎さんが賛同し駆け付けてくれました。

昨夜のうちにサイドケースとトップケースの装着を済ませておいたので、いつもより早く家を出ることが出来、談合坂SAスマートICまで黎明の峠を楽しみます。高速に乗る前に日の出を迎えました。

清々しい朝とはこのこと。

ここ数回、不穏な天候でバイクを駆っていたので、天気が良く路面が乾いている喜びを噛み締めます。

何て快適なんだ。

中央道須玉ICを降りて哲さんNINJA650と7時に合流し、雄次郎さんが待つ道の駅ヘルシーテラス佐久南に8時半到着です。

雄次郎さんとは同期入社の仲、昔から根っからの旧車好きでした。知り合った頃は、レストアした昭和47年式カワサキW1Sを走らせていました。

(育ち盛りの坊主2匹いるのに)何とまさかまさかの増車していたとは・・・(どう嫁さんを説得したんだ???)

「この900S2は、最終型の昭和58年式でスタータが付いているんだぜ!」

「旧車は味があって良いけど高年式車って、やっぱ最高!」

と嬉々としている彼の表情を見て、仕事のストレスがいかに深刻か想像を絶します。

仕事のストレスの鬱憤を晴らすため、家族が寝静まった深夜のガレージで配線引きから2年間黙々と育んでいたようです。

そして晴れてお披露目。感激です。セル一発、拍手喝采

今回は天気が良いので蓼科スカイランからビーナスラインを繋げて再度、道の駅ヘルシーテラス佐久南へ戻り一筆書きを完成させます。

快晴、適温、無風、ドライのベストコンディションです。

蓼科スカイランに9時頃inします。少し路面が悪めですが交通量ゼロの良い峠です。

ようやくアンテナ君の全容を見れました。このアンテナあっての蓼科スカイラインです。

このような大きい構造体を見ると、萌え萌えしてしまいます。

DUCATI-900S2は、細いタイヤ幅の利点なのかクイックで軽やかにコーナーをクリアしていきます。

気持ちの良い峠だね、と皆さんからお褒めの言葉を頂戴しました。

大河原峠で景色タイムです。登山客の車でバイクを停めるのも躊躇する混雑です。

台風来るのに・・・日帰り登山限定ですよね。

小諸市方面?浅間山がくっきり。息をのみます。

そのまま白樺湖でトイレ休憩をし、いざビーナスラインへ。

いつも通りの交通量ですね。

霧ヶ峰で休憩する予定でしたが、あまりにも多いバイクの台数にたじろいてしまい、道の駅美ヶ原まで走破してしまいました。

ここまで来るとバイクの台数も淘汰され、心置きなく休憩出来ます。

レストランで黒カレーを食します。黒糖と黒ゴマで黒くしたようです。これが意外と美味しくて癖になりそうです。何となくレトルトっぽいんで、探せば売店に置いてあったのかもしれません。

下山後は、立科町の農作物直売所でリンゴや地野菜をしこたま買い込み、ヘルシーテラス佐久南に14時頃帰着し、雄次郎さんとお別れしました。

その後、私と哲さんは黙々と中央道まで戻り、自宅に19時ごろ到着できました。

双葉SA手前で覆面を追い抜いてヒヤリとしました。抜いた瞬間にドライバーがこちらを振り向いて睨みつけてきました。ただならぬ雰囲気を発していたので私も気付き、さっと振り向いた瞬間に助手席の方とお揃いの青い服が目に入り、すぐアクセルを戻して大人しくしました。飛ばすな、捕まえるぞ、という睨みだったのでしょうか?

覆面で思い出しましたが、雄次郎さんの兄上は箱根駅伝の白バイ先導隊員として、数年前の大会でTVに出ていたのです。顔が酷似して名字が一緒なので、転職して白バイ隊員になったと早とちりした記憶が蘇ります。

 

箱根駅伝をTVで見ながら、

嫁さん「あっ、雄次郎氏だ。」

私「まさか、えっ? ・・・本当だ。」

嫁さん「転職したの聞いてないの?」

私「俺に反対されるとバツが悪かったんじゃない」

嫁さん「子供のころの夢を叶えたんだろうね?」

私「そうだろうね。あいつすげーな。録画しとくか?」

嫁さん「別にいいんじゃない」

私「まっ、そーだね」

夫婦揃って、馬と鹿です。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。