MT-10SPと遊ぶ!

Road to 10万キロ

OVER‐Racing ステップキット

走り優先の膝クラッシャーステップ

OVERレーシングのステップKITを付けました。

埼玉県で大手中古車メーカーはとやOnlineSHOPで5万円を切るプライスで売られていました。

MT-10のステップKITとしては、相場が6万円ぐらいからだと感じていたので飛び付きました。

ツーリングとコースの両立を目指しているのでステップはいじりたく無かったのですが

あまりにも純正ステップが低く、コースを走行した際にステップをしっかり踏み込めない問題に直面したため決断しました。

OVERのステップは走り優先の配置になっています。

普通バックステップって、20mmから40mmぐらいのバックしてアップするぐらいな物でファッション性を重視していますが・・・

 

OVERは・・・

 

30 or 40mmバック

73 or 83mmアップ

 

かなりえぐいですが走りへの効果は絶大なはず・・・たぶん。

右側のリヤブレーキ関係が面倒ですが頑張って付けました。

さすが国産、取説と穴位置は完璧です。

では比較。上が純正。下がOVER。

かなり膝が曲がっています。これはヤバイです。

 

併せて前回コースで作った傷を修正します。

サイレンサーは買い替え出来ない金額(14万円)なので1.5mmのアルミ板のプロテクターを自作し、傷の上から180℃まで耐えられる両面テープで貼りつけ。

エンドキャップの傷はやすりで丁寧に磨き、スコッチブライトで光沢を無くしぼかしを入れます。

近くで見るとR部の曲がりが合ってませんが

引きで見ると違和感なし。

また右にこけると同じ場所がやられるので傷を隠す目的より

プロテクターの意味合いを重視しています。

強力両面テープ、脱脂して付けると手で剝がせないぐらい強烈なので頑張ってくれるか?

試したくはない。

排気デバイスプロテクターは1.7万円しますが新品を購入。

コースに行く時に新品を付けるのは勿体ないので、傷が付いた物に同じく1.5mmのアルミ板を上から被せたものにする予定。

右側のスライダーは、M12の10Tボルトが塑性変形していました。

こいつはジュラコンと併せて入荷待ち。

ボルトが曲がる衝撃が入っているのでエンジンマウント側がやられていないか急に心配になり

くまなく目視でチェックしましたが亀裂は見当たらず。

エンジンマウント共締めのスライダーって、実はもろ刃のつるぎです・・・

ボルトの強度区分を落として、ボルト側でもう少し曲げても良いのかもしれませんが

AGRASが考えた上でこのボルトを使っているはずなので

エンジンマウントがやられない強度バランスだと信じたい。

ハンドルエンドは新品交換(0.4万円)

ブレーキレバーにも軽く傷が入りましたが、やすりで傷を消し塗装。

ステップはM8ボルトで締結されており、転倒した際にこのボルトは折れることになりますね。

コースで折れても帰れるようにM8のロングボルトと高ナットで代替ステップを用意しました。

コースに行ってコケル前提であれこれ考えて準備してしまいますが、

もうコケたくないな~

 

ミシュラン、パワーGP2の皮むきを兼ねて早朝お散歩しました。

空気圧F2.2、R2.1ぐらいで試しました。

S22と比較して柔らかく、路面のギャップや凹凸をいなしてくれます。

乗り心地がとても良くなりました。

でもR2.1kPaは高すぎたようでポンポン跳ねます。

メーカーが1.7kPaスタートを推奨するのも納得します。

一般道やツーリングでそこまで下げるのもね・・・

 

ステップは想定通り走りは満点、膝は破壊レベルです。

シフトは構造上レバー比が増えた分、必然的にストロークがかなり増えました。

これはあきらかにマイナスですね。

 

ステップが上がったことで前傾斜がきついシート形状があだになってきました。

まるでセパハンにあわせたシート形状ですよ。

レーサーのように燃料タンクストッパーでお腹を抑えてくれるならまだしも。

ほんと純正形状がわたしに合いません。

このシート、ク〇ですよ、絶対ク〇。

ネイキッドバイクでなぜここまで傾斜???



ステップにあわせてシートの着座位置が決まるように小細工します。

どんどん前にずり落ちる純正シート形状。

尾てい骨が乗るところが前傾斜しないよう、シート前側だけにスポンジを重ねお尻が安定するような形状を目指します。

お尻の位置が決まらないと上手く走れないのは私だけでしょうか。

尾てい骨が乗る位置を少しくぼむぐらいになりました。

これで純正のク〇シート形状より100倍マシになりました。

 

技より道具。。。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。