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Road to 10万キロ

Vストローム1050XT_エアクリーナボックス取り外し

Vストローム1050XTのエアクリーナーボックスを取り外します。
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 燃料タンクの取り外しは、以下の記事をご参照ください。

 タンクを取り外すとエアクリーナボックスが露出します。
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 蓋のビスを取り外すとエアクリーナが取り出せます。

 ではエアクリーナボックスの取り外し作業を始めます。

①カプラやホースの取り外し

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 IAPセンサ(インテークマニホールドの圧力を計測している)のカプラを抜きます。インマニに繋がっているバキュームホースも抜きます。IATセンサ(インマニへ入る空気の温度を計測している)のカプラを抜きます。

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 PAIRホースを外します。このホースから排気ポートにエアクリーナボックスの空気を送り込み、未燃焼ガスを燃焼させるシステムだそうです。

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 あれですかね、排ガス検査の時にクリーンな空気をたっぷり送って・・・

 PCVホースも外します。このホースは、クランクケースのブローバイガスをエアクリーナに戻して燃焼させます。

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 ブローバイガスが入り込むのでエアクリーナボックスの定期的な清掃と点検が必要なのかもしれません。急にボックス内が汚れ出したらピストンリングの固着やシリンダの異常摩耗等を疑ってもよいかもしれません。ちなみに私のVストはさらっさらに綺麗でした。

②スロットルボディーに繋がるホースのクランプを緩める

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 クランプは3mmのソケットビットを使用します。後ろバンクのクランプは楽ですが・・・

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 前バンクのクランプはボックスの下なので長いエクステンションなどでアクセスします。

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 あとは上に抜けば完了です。

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 上図の丸で囲んだ部分が外気の吸入口です。

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 前シリンダヘッドの真上あたりに吸入口があるんですね。ラジエータの真後ろなので真夏は熱風が入ります。カタログスペックの出力は、真夏には得られない予感がします。まー、そんなに出力を必要としないのですが何か寂しいです。

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 エアクリーナボックスを外した目的は、インジェクタのコネクタ形状を見たかったからです。

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 何とかメーカーと型番を絞り込んで同じものを購入したいんです。いずれ割り込み配線を作って○○を自作しようと画策しています。

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 ビス2本を外すとインジェクタが簡単に抜けます。

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 ライセンス・ボッシュと書いて有ります。走行支援系に加えてエンジンマネジメントシステムまでボシュなので、制御は全部ボッシュなんでしょうね。

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 燃料が噴射される針のような穴が10個も開いています。その周りを幅1mmぐらいの溶接が円状にされており、高度な製造技術がうかがえました。

※燃料系部品は、ゴミが付かないように気を付けましょう。