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Road to 10万キロ

Vストローム1050XT_燃料タンクの外し方

Vストローム1050XTの燃料タンクを外します。
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 今回は燃料タンクの外し方を記します。エアクリーナーの点検は、メーカー指定を調べますと年1回点検、3年目で新品に交換のようです。ご自分で点検されたい方は燃料タンクの脱着が必須作業です。それでは作業を始めます。

①燃料タンクカバー取り外し

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 ドライバーシートを外した後、カバーのボルトを3本外します。

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 ドライバーシートに隠れているボルトは腐食していました。水洗い洗車の弊害です。露出部のボルト穴に染み込んだ水分は、比較的早めに蒸発されるんでしょうが、シートに隠れている部分は蒸発せず腐食するんですね。組付けの時にグリスを塗布することに。

②くちばしアンダーカバー取り外し

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 真ん中を押すと外れるクリップ4ヵ所を外します。

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 外すとETCアンテナが両面テープでくっついていました。なるほど、ここにアンテナがあるのですね。アンテナ用の台座っぽい作りになっているので、ETCを取り付ける前提の設計でしょうか。だったら最初から日本仕様だけ標準装備にして欲しいです。kawasakiさんはメーターにETCインジケータが付いている親切設計ですし。

③左サイドカバー取り外し

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 サイドカバーassyで外します。上図の赤い線は爪の位置です。

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 ボルト1本、クリップ1個を外します。

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 ボルト2本外します。

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 内側のクリップを1個外します。位置が分かり難いので上下から撮影した写真を掲載します。

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 スライド式の爪が4ヵ所あります。サイドカバーを前にずらすと外れます。またタンク横にファスナーで固定してあるのでそこを浮かせ気味に作業します。しっかり引っ掛かっているのでグッと力を入れます。

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 外れました。上図の緑丸が前にずらして外す爪です。青丸がファスナーです。
 右側も同じ要領で外します。

④サイドカバーインナー??を外すorずらす

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 クリップで止まっているので左側は外しておきます。右側はメータの配線が付いているのでクリップを外してずらせるようにしておきます。

⑤シート横のカバーを外す

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 上図緑丸がボルト、赤丸が差し込み爪、黄色丸が下に抜く爪です。

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 爪が刺さっているだけなので平行に抜きます。

⑥燃料タンクのホース等を外す。

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 ボルトを1本抜き取り、外れたブラケットで燃料タンクを持ち上げた時の馬にします。

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 燃料ポンプ廻りにいるカプラ、ホースを取り外します。燃料ホースにはゴミが入らないように養生します。

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 燃料タンク前方側の首下が長いボルト&ナットを取り外します。

 あとは燃料タンクの引っ掛かりを上手にかわしながら後方にずらしながら上げれば完了です。

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 これで完了です。かなり面倒ですがその分防風性能の恩恵を受けているので我慢ですね。次回はエアクリーナーボックスを取り外します。