シートヒーターをDIY
10月の3連休中にビーナスラインに行きましたが寒いこと寒いこと。
下界は残暑から秋の気配に。
しかし高原は冬支度をしていました。
どこか一ヵ所でも暖かくしようかと。
電熱グローブはタイチのバッテリ直付けタイプを持っていますが、Vストのナックルガードが優秀なので恩恵が薄そうです。
自宅にあって役に立っていないワークマン電熱ベストは、局所的にしか熱くならず不満だらけ。
寒い時に冷え切った冷たいシートに座るのって残念でなりません。
お尻を暖めてみましょう。
車のシートヒーターは今や普通に聞きますが、バイクのシートヒーターはあまり聞かないです。
komineは外付けで有りますが、お試し程度にしては微妙なお値段。
DIYでけちけちしてみました。
・アルミ箔フィルムヒーター(秋月電子¥1,850(税込み))
アルミ箔フレキシブルヒーター A5サイズ: パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
電圧5Vで35℃。電圧9Vで60℃と電圧低めでもそれなりの発熱性があります。
電力も9Vで20Wと純正グリップヒータに毛が生えた感じです。
実際の物は、ラミネートフィルムで薄く柔軟性が良いです。
問題はバッテリー電圧を12Vから5~9Vに落とす必要があります。
DC-DCや抵抗が簡単ですが、前者は2000円ぐらいして高価。
後者は安く作れますが、効率が良くなくネタとしても楽しくないです。
そこでPWM制御で電圧を調整します。
・DCモーター速度可変キット(秋月電子¥500(税込み))
PWM(スイッチング方式)DCモーター速度可変キット: 組立キット(モジュール) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
モーター制御用ですが電圧を可変することに変わりありません。
500円とお安く、電流が3Aまで行けるのでドンピシャです。
難点は自分で基盤に半田付けする手間があります。
取説が丁寧でしっかりしていて、回路の説明や半田の上手な付け方など面白いです。
部品点数が少ないのであっという間に完成するはずです。
基盤から直に線を3本出していますが本来は半固定抵抗が収まります。
ここの抵抗を変化させることで電圧を調整するんです。
運転中にヒーターの強弱を調整するには、ハンドル近くまで可変抵抗を延ばす必要があります。
こちらがKitとは別で買った100kΩの可変抵抗とボリュームつまみです。
こちらも秋月電子で合わせて100円ぐらいで入手できます。
だいたい3000円でお釣りがきます。
効果はいかほどか。
準備が整いましたので近日中に施工します。
最後までお読みいただきありがとうございました。