MT-10SPと遊ぶ!

Road to 10万キロ

クイックシフター【配線見直し】

デジタルタイマーの電源線にリレーを挟み、電線の軽量化とイグニッションでのONOFF管理を行います。

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 先月、出張のついでに秋葉原の電気街に行きました。どちらかと云うと秋葉原の電気街に行きたかったので、無理くり都内出張をねじ込んだ、が正しいです・・・

 

 秋葉原でのミッションは、電源用のリレー、いわゆるパワーリレーの入手。そしてクイックシフターの動作の要である、デジタルタイマーに電源が供給されているかを知らせるLEDランプの入手です。

 どちらもネットで買うのが安上がりですが、サイズ感や端子形状の確認、LEDに付ける抵抗の計算など、以外と面倒なんです。現地に赴き、資材を目の前にして自分を追い込む必要があります。

 

 まずはリレーを決めます。リレーには、有接点リレー(メカリレー)と無接点リレー(トランジスタ)が有りますが電源などに用いるパワーリレーは有接点リレーを使います。

 タイマーの突入電流が13A近くあるので、接点の許容電流は15Aを選びたいところです。接点は、必要時だけタイマーへ電源を供給したいので1aを選びたいところです。

 

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 秋葉原の電気街を練り歩きましたが、どこもかしこも品薄です。半導体関連は納期未定だそうです。メカリレー、1a、最大電流15A、どこにも有りませんでした。

 結局、メカリレー、2c、最大電流10Aのリレーで妥協です。お値段1000円ぐらいなので寿命が短くなろうが、どうでも良いかな・・・(投げやり)(1aだったら400円ぐらいで済んだのに・・・)

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 この手のリレーは、別売りの端子台にぶっ差して使うのですが、省スペースのバイクに端子台は厳しい事をデジタルタイマー専用端子台で体験済みなので一工夫します。

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 リレーの端子サイズに合う平端子を探します。187型がぴったりです。こんな小さなサイズは、普通のお店ではなかなか見られないので秋葉原ならではなんでしょうか。ちなみに187型よりさらに小さいのが110型。ホーンに使うような良く見るサイズが250型だそうです。

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 なんと平端子の直角verを発見しました。物欲を抑えきれずに買いましたが、カシメ方が分かりません。。。

 ちなみの187型平端子、バラ売りで1個15円です。すげー高いんですが、パック売りは100個単位になり、素人には不要すぎます。

 

 リレーが決まるとLEDと抵抗の選定を行います。なぜならリレー(コイル)と並列にLEDを繋ぐため、いくつの抵抗を繋げば良いかの計算に必要な値を得られます。

 例えば3V、20mAのLEDを光らせるには、バイクの電源12Vに抵抗を入れて電圧を下げる必要が有ります。

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 抵抗が並列に並ぶので計算を・・・・・・

 

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 何てことをする必要がないんですね。

 3VクラスのLEDなら入力電圧6.5~18Vを繋いでOKのドライバーが売っていました。しかも出力電流15mAとは、大概このクラスのLEDは20mAが定格電流なのでちょうど良いんです。LEDに定格電流通り与えてしまうと、LEDがすぐに切れるらしいです。定格の80~90%ぐらいの電流値を与えるのが推奨だそうです。

 

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 ドライバーの中身が何か気になったので熱収縮チューブを外して観察です。と、見ても分からないのですが、定電流ダイオード(CRD)と整流ダイオードっぽい感じ・・・(知ったか)

 

 ではLEDから作っていきます。

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 50円のΦ5LEDです。足の長い方がプラス側です。こんなに長くなくて良いのでちょっきんします。

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 はんだ付けして熱収縮チューブで覆います。黒いプラスチックのLEDカバーは5円です。

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 DC12Vを入れると、ピンクに光りました。光物はやっぱりピンクですよね・・・

 

 リレーに繋ぐ平端子も一緒に作ります。

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 平端子を覆って短絡しないようにします。

 

 ではVストのエアクリBOXを外して作業です。今までバッテリーから直にハンドルそばにある手元のスイッチまで配線していましたが不要になりました。車体アクセサリーの12Vからリレーへ送る弱電で良いので0.2sqのほっそい線でOKです。ちなみにコイルの抵抗が160Ωなので75mAが流れます。

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 イグニッションONの状態で手元のスイッチをONにするとコイルに電流が流れ、リレーの接点が閉じます。それによりバッテリーからタイマーへ電源が送られます。手元のスイッチを切り忘れても、イグニッションをOFFにした段階でコイルの通電が止まるのでタイマーへの電源はストップします。

 

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 リレーをバッテリーの上に置き、1.25sqの電線長さを極力短くしてあげます。

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 LEDはハンドル下のカウルに装着です。

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 ピンク・・・・これはコイル側(一次側)が通電すると点灯します。

 後ろ側にもLEDが仕込んであり、タイマー側(二次側)が通電すると点灯するようになっています。後ろ側はどう見せるかまだ思案中です。

 

 この記事を書きながら、別にLEDいらないじゃん、って自分に突っ込みを入れてしまいました。

 完全にただのお遊びか・・・。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

乱文、ご容赦ください。