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Road to 10万キロ

避暑地巡り【渋峠】前半

夏でもロング、避暑地巡りからの渋峠攻略

ここ数日、最高気温が35℃を超えることがないのでロングに出れそうな感じです。メッシュシートカバーの性能も確かめたいのでなるたけ長時間バイクに乗れるルートで出掛けました。

行き先は渋峠。云うまでもなく、日本全国の国道で最も標高が高い地点です。その標高は2172m、最高地点には石碑があるそうですが今回は気付かなかった。

 

私の身近なバイク乗りで、ロングと言えば静岡の哲さんです。それなりの距離と時間を要するツーリングになるので疲労・疲弊しても安定した精神状態で運転が出来る実績を持っています。また彼のゴリラNAVIはかなり効果的です。私もスマホの地図アプリのルート音声をメット内で聞いていますがどこを通っているのか分からない不安がいつも付きまといます。

 

6時前に自宅を出発し最寄りのGSで燃料満タンにします。

気温が25℃、メッシュジャケットの下に一枚長袖を着込んで中央道相模湖インターから高速を飛ばします。八ヶ岳PAに7時半に到着し、哲さんと合流し朝食を取ります。

バイクも車も多いです。八ヶ岳PAがこんなに混むのは3年振りぐらいでしょうか。

特に目を惹いたのが3台お揃いの赤いDUCATIモンスターでした。いやはや格好良い。積載性がゼロなのでお三方ともリュックを背負っていました。それはそれで肩が凝りそうです。デザインと積載性は相反するバイクの課題ですね。

八ヶ岳PAから拝む、南アルプス甲斐駒ヶ岳。本当の山頂はもっと奥にあって下界からは見えないんですよね。

 

さて、今回のルートです。

八ヶ岳PAの次にある小淵沢インターで中央道を降り、八ヶ岳エコーラインから蓼科高原湯ノ丸高原を繋ぎ、嬬恋パノラマラインから草津国道292に出て渋峠に到達です。

かなり走り応えのある絶景と清涼感満点のルートです。

最初から哲さんNAVI頼みでしたが、今日は持って来てないよ、と死刑宣告を受けます。ロングにNAVIを持って来なくていつ使うんだ、と突っ込みを入れつつスマホでルート設定に時間を浪費し、8時半ぐらいに出発しました。

八ヶ岳エコーラインは爽快感のあるルートで交通量も少なく、追い越しOKで見通しも良いのでスムーズに走れました。

左手に富士見パノラマを眺めます。2回ほど板で滑りに行ったことがあります。ゴンドラで頂上まで一気に登り、3kmのロングコースを味わえますがかなり上級者向けのコースでしたね。

蓼科高原では行楽地へむかう車がちらほら居ますが9時前後なのでまだまだ空いています。

蓼科か白樺あたりの展望台で寒いのでさらに着込むためにバイクを停めます。周囲の風景を収めましたが、どこを撮ったのかは不明。

陽射しは強いので停車すると暑いのですが走ると風が寒い。贅沢だ。

森林浴とマイナスイオン全開です。荒んだ精神が癒されます。

白樺高原から県道を立科町方面へ下っていると右手に『牛乳専科もうもう』を発見。時刻は9時40分、おやつタイムです。

哲さん牛乳珈琲ソフト、私はミルクソフト。

原産個体を見ながら頂きましたがソフトの感想は二人揃って、普通!

リピートなし決定の残念な結果に。牧場直結なので、どうしても濃い目の味を求めてしまいますがあっさり系(薄い?)。

立科町へ降るにつれ気温がぐんぐん上昇していきます。周囲を山に囲まれた盆地のような地形なんですね。

立科町の道の駅で哲さんが道の駅切符を買い求めます。

お?形が面白い木製の置物が・・・

明らかにマッキーペンで書かれたクオリティーの低い動物の顔が悲しい。

立科町では30℃近く気温があるので脱皮します。

ここから東御市を通り湯ノ丸高原へ。高原に通ずる県道94号は中型クラスのトラックが嬬恋への抜け道に使っているようで、なかなか思うように走れません。先に行かせてもらっても数キロ進むとまたトラック。

頂上にある湯ノ丸高原ホテル周辺で休憩を試みますが駐車場が満杯で断念します。

このルート、バイクが多いです。トラックを先頭に数グループのバイクで数珠繋ぎになり数十台の隊列を組み、景色を楽しみながら嬬恋パノラマラインに入ります。

私の前は旧車ゼットMk2でしたが生ガスがなかなか・・・

極めつけはバックファイヤー・・・

見渡す限りキャベツ、そしてキャベツの腐ったような臭い。

雄大な景観。北海道十勝方面をこじんまりした感じです。

嬬恋パノラマラインはバイクが多数走っていました。一般車はほとんど見ません。

道の駅草津でちょうどお昼時です。ここで昼食を摂ろうとしましたが超絶混んでいたのと、厨房で調理されている方々の一部がマスクを着けていなかったので回避します。

道の駅草津から嬬恋方面に少し戻ったところのお蕎麦屋さんで仕切り直します。夏なので香りは控えめでしたが喉越しの良い美味しいお蕎麦とヒレカツを頂きました。店内はエアコンがそもそも設置されていなく、自然の風頼みなのでちょっと暑かったです。

 

長くなりましたので後半戦は別記事に記載させて頂きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。