Vストローム1050xtのシート高調整機構の紹介
Vスト1050xtにはドライバーシートの高さが2段階に調整できます。出荷状態が下段に設定されており、好みに応じて上段を選択できます。
まずはドライバーシートを外します。タンデムシートを外すと段付きボルトが顔を出します。写真では分かり難いのですが、やや深いところにいるため、5mmのヘックスソケットにエクステンションを付けると外し易いです。外した時に段付きボルトをサイドカウル内に落とすと救出が面倒です。
タンデムシートの裏にシートをかさ上げするスペーサが付いています。二面幅10mmのソケットでブラケットを外します。
カラーとかさ上げ用のボルトが取り外せます。カラーの高さは、21.6mmです。
ドライバーシートのステー4ヵ所を10mmソケットで外し、カラーを挟み付属の長いボルトで固定します。
21.6mmシートが高くなります。たかが21.6mmですが足つきの悪化はなかなかですが膝のゆとりは増えます。5mmのヘックスソケットと10mmソケットがあれば外でも5分程度で交換可能です。ロングツーリングで高速道路移動時は上段、市街地に入る前に下段に交換する、といった使い方が良さそうです。